お酒に聴かせるための楽曲を作り、その音楽を聴かせて熟成させるとどうなるのか!?
そんな前代未聞の発想から生まれたプロジェクト。
楽曲は、純音楽から映画音楽、アニメ音楽まで幅広く手がける山口県出身の作曲家・和田薫氏に委嘱。
次に完成した曲をセンチュリーが演奏・収録し、音響機器メーカー・オンキヨーが開発した特殊な機器=加振器を醸造樽に装着して
聴かせました。そしてお酒造りでは妥協を辞さない蔵元・旭酒造にて徹底した管理の下、新しいお酒「獺祭~磨migaki~」が誕生したのです。企画が立ち上がってから2年近く経った2021年2月、オーケストラの本拠地である大阪・豊中市と「獺祭」の故郷、山口県・周南市(*)にて初演コンサートとお酒のお披露目が行われました。 *蔵元は岩国市
プロジェクトメンバー各分野のスペシャリストたちの力とそれぞれの熱い想いが結実し、お酒もコンサートも感動と歓びに包まれ
大成功となりました。
その後各方面で話題をよび、再演の熱い声をいただき早くもこの夏、東京公演が実現することになりました。
和田氏が何度も足を運んで書き上げた蔵元の自然美が浮かび上がる、壮大で雅な「交響曲 獺祭~磨migaki~」。
是非、東京で新たな命を吹き込むべく、飯森範親&センチュリーの珠玉の音でお楽しみください。
桐朋学園大学指揮科卒業。ベルリン、ミュンヘンで研鑚を積み、これまでにフランクフルト放送響、ケルン放送響、チェコ・フィル、モスクワ放送響等に客演。01年、ドイツ・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督(GMD)に着任し、日本ツアーも成功に導いた。国内では94年以来、東京交響楽団と密接な関係を続け、現在は特別客演指揮者。06年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞、07年より山形交響楽団音楽監督、2019年シーズンより同楽団芸術総監督に就任。2014年シーズンより日本センチュリー交響楽団首席指揮者。2020年1月より東京佼成ウインドオーケストラ首席客演指揮者、同年4月より中部フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者。2021年4月より東京ニューシティ管弦楽団ミュージック・アドヴァイザー(次期音楽監督)に就任。
オフィシャル・ホームページ https://iimori-norichika.com/
日本センチュリー交響楽団は1989年に活動を開始し、2019年に楽団創立30周年を迎えた。現在は50名のメンバーが在籍。飯森範親が首席指揮者、秋山和慶がミュージックアドバイザーを務め、2021年4月より久石譲が首席客演指揮者に就任。ザ・シンフォニーホールで開催するシンフォニー定期演奏会、ハイドンの交響曲全曲演奏・録音プロジェクト「ハイドンマラソン」に加えて、豊中市立文化芸術センターでの名曲シリーズを展開する。オーケストラ体感コンサート「タッチ・ジ・オーケストラ」、ユースオーケストラの運営といった教育プログラム、「豊中まちなかクラシック」(豊中市)、「ルシオール街かどコンサート」(滋賀県守山市)等の地域連携事業にも力を入れている。
オフィシャル・ホームページ
https://www.century-orchestra.jp/
映画・TV・舞台等の音楽から現代音楽まで幅広いフィールドで活躍。ニューヨーク国際現代音楽作曲家コンクールや日本交響楽振興財団作曲賞入賞。日本をはじめ欧米・アジア各国で作品が演奏されている。映画・テレビ等の活動も幅広く、現在放送中のアニメ「半妖の夜叉姫」「パズドラ」、世界的に人気のある「犬夜叉」「D.Gray-man」等数多くの劇伴音楽を担当する。'95年には映画「忠臣蔵外伝四谷怪談」で日本アカデミー賞音楽賞を受賞。吹奏楽も84年吹奏楽コンクール課題曲「吹奏楽のための土俗的舞曲」をはじめ、「吹奏楽のための交響的印象“海響”」など数多くの作品がある。編曲としては、NHK「名曲アルバム」や「題名のない音楽会」等の音楽番組、ゲームの「キングダム・ハーツ」や「モンスター・ハンター4」等の編曲と指揮を担当している。
加振器 「Vibtone」
清酒製造工程において、固体から液体へ変化する発酵樽に適切な振動を与えるために、強力な加振力を持つ大型加振器を最適な位置に複数個配置致しました。
交響曲 獺祭 ~磨~migakiの音楽信号による振動によって醪(もろみ)の熟成に影響を与え、さらに魅力的な味わいを与えることを目的としています。
専用アンプ
複数台の専用 DSP 内蔵アンプを使って発酵樽に設置した大型加振器を駆動しております。
大量販売の論理から生まれた酔えばいい、売れればいい酒ではなく、おいしい酒・楽しむ酒を目指してきました。
生活の、一つの道具として楽しんで頂ける酒を目指して、「獺祭」(だっさい)を醸しております。もちろん、ただこだわって、売れなくてもいいから「幻の酒」になりたいというつもりはありません。
私どもは品質にこだわりぬいて造ったお酒だからこそ、少しでも多くのお客様に知って頂きたい。山田錦しか使わない。全て純米大吟醸造り。
自分達が「美味しい」と信じるお酒をもっと美味しくできるよう、日々努力を重ねながら獺祭を造っています。
周南市文化会館の建設に併せて設立される。現在では周南市美術博物館、周南市郷土美術資料館の2館を加え、その事業展開は周南市の文化振興の中枢を担っている。
周南市文化会館は多目的ホールではあるが、その音響はクラシック専門ホールに引けを取らず、小澤征爾、岩城宏之など多くのマエストロから賞賛された。また行政からの補助金に頼らない独立採算による事業運営は、公営ホールのモデルケースとして注目を浴びている。
スメタナ:連作交響詩「我が祖国」より“モルダウ”
B. Smetana : Vltava from “Má vlast”
和田 薫:交響曲 獺祭 ~磨migaki~ (委嘱作品)
Kaoru Wada : DASSAI SYMPHONY 〜MIGAKI〜 (commissioned music)
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アフターディナー
※お席は円卓(4名がけ)に着席いただきます。
対策内容は、今後の状況に応じ随時更新いたします。
入場時、休憩時、退場時の混雑を避けるためスタッフがお声がけなど、様々なお願いをさせて頂く場合がございます。
かさねて、ご理解とご協力を頂けますようお願いいたします。
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